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DLSのイノベーター

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技術革新をリードするのは
弛まぬ研究に宿る
自律の精神。

水谷 俊光
デジタル推進部(Dai-ichi Life Innovation Lab勤務)
2014年度入社|文化構想学部卒

挑戦の姿勢に共鳴し、挑戦の一歩を踏み出す。

DLSには文系出身のエンジニアが多くいますが、私もその一人。大学時代は文化芸術を研究していました。ただ、趣味の範疇ながらコンピュターゲームのプログラムを組んだこともあって、昔からこうしたITの分野には関心を持っていました。ちょうど就職活動の当時は、第一生命が「相互会社」から「株式会社」に変わって間もない時期。新しいことに挑戦しようとする姿勢に共感しましたし、社会的影響の大きいシステム開発に携わるチャンスも魅力的でした。
ご縁を得てDLSでのキャリアが始まりましたが、当然いきなり専門家になれるわけではありません。ホスト-オープン一体型システムの保守開発を担当した最初の5年は、非常に苦労した記憶があります。ホスト系とオープン系ではプログラミング言語をはじめとした技術スタックが異なるため、覚えることが膨大だったのです。それだけでなく、開発資料の作り方や成果物の品質の高め方など、万事が勉強でした。しかし、ここでしっかり土台を固めたおかげで、以降は自信をもって仕事に臨めるようになったと感じます。

AIにブロックチェーン、先端技術をいかに活かすか。

つくづくDLSは社員の可能性を信じてくれる会社だと思います。研修やセミナーへの参加機会を設けてくれたり、自主学習コンテンツを提供してくれたり、スキル向上のためのチャンスを挙げれば切りがないほどです。中でも北欧への海外視察に参加させてもらったことはとても感謝しています。海外視察のメンバーとリサーチしたテック企業を訪問し、AIやブロックチェーンなどの先端技術について学びました。その後、キャリアチャレンジ(社内職務公募)制度を活用してデジタル推進部への所属を願い出たのも、これまで会社にサポートしてもらって身につけた知見を活かしたいと考えたからです。
デジタル推進部は、第一生命の技術革新をリードするという非常に重要な使命を担っています。私も日々、先端技術のリサーチとPoC(実証実験)を行なっていますが、どこまでリサーチを深めるか、どこまで実験を重ねるかは、自身の判断に委ねられています。個々が自律心をもって研究を差配する。それがデジタル推進部の醍醐味だと思います。

志を持ったメンバーと道を拓く。
あるべき姿を目指して。

現在は、第一生命におけるAs-is(現状)の業務フローに対して、どのようにAIを導入すればTo-Be(あるべき姿)の業務フローを実現できるか検討しています。当該部署の業務への深い理解が必要になるため、お客様と何度もミーティングを行いましたが、その過程で、学んだAIの知見を発揮できたことに成長の手応えを感じています。ソリューションを提案するだけでなく、業務に潜在する課題をご提示できたことにも、喜んでいただけました。
同じグループのメンバーはそれぞれが異なる強みを持っており、相互に補完することができていると感じます。各人が自分なりの課題を設定し、解を見つけていく仕事であるがゆえに、個人の特性が浮き彫りになるのでしょう。自己研鑽の意欲が高いメンバーや、他部門でのリーダー経験を活かした視座の高いメンバーがいるため、日々刺激を受けています。解を見出すまでには暗中模索の苦しみに陥ることもありますが、先端技術に触れられることを楽しみながら、仲間と共に新たな価値を生み出していきたいと思います。