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DLSのイノベーター

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お客様に期待以上の体験を。
高品質のCXを実現するため
仲間とともに知恵を絞る。

松浦 亜紀
デザイン推進部
2002年度入社|国際政治経済学部卒

大規模開発への挑戦を通して、大きく世界が広がる。

保険のしくみは、若い学生の方にはなじみがないかもしれません。私自身がまさにそうで、当時は業界や商品に関する知識も乏しいまま、モノを創ってみたいという漠然とした興味に任せてDLSにエントリーシートを送りました。それでも心折れずにすんだのは、困ったら質問攻めにできるような面倒見のよい先輩たちのおかげです。
10年以上にわたり個人保険のシステム開発保守に携わった後、それまでのキャリアにない大規模開発に携わることになりました。従前、お客様が紙に記入していた契約申込プロセスを、全てデジタルに置き換えていくプロジェクトです。一概に契約申込といっても、商品やセクションごとに多様なパターンが存在し、頭を抱えたくなるほど煩雑な状態でした。もつれた糸をほぐしながら、頭に描くシステムをプログラミングしていく……そうした悪戦苦闘の中で、プロジェクトを成功させるために必要なこと、すなわち入念な準備やコミュニケーションの大切さを学びました。そこで身につけたことは、現在デザイン推進部で仕事を進めるマインドに活きていると感じます。

感動の体験を届けるため、どんな課題にも全力で臨む。

第一生命グループが重要なミッションとして掲げるCXデザイン戦略。お客様一人ひとりを深く理解し、多様化する価値観やニーズにきめ細やかに応えていこうとする取り組みです。高品質なCXを実現するためには、テクノロジーの活用が欠かせません。それゆえに、第一生命の担当部署だけでは対応が難しいような、デジタル技術やシステムに関する課題も数多く発生します。その解決を支援するのが、私たちデザイン推進部の役割です。
デザイン推進部の一部メンバーは第一生命に常駐しています。私もその一人ですが、担当部署の方々やベンダーの皆さんとのコミュニケーションほど重要な情報源はないと感じます。何気ない雑談の中に新たな課題が見つかることも多く、それが次の提案の端緒になるからです。常駐メンバーでは解決できない課題であっても、デザイン推進部には頼もしいバックオフィスのメンバーが控えています。彼らがイニシアチブを取り、各システムの専門家たちと連携を取りながら、積極的に知恵を出し合ってくれること。その総力体制こそが私たちの付加価値の源泉に違いありません。

ライフステージの変化を越えて、
誰もが活躍できる環境を。

若い人は保険になじみがない──そんな状況に一石を投じるためリリースされたのが、第一生命の「デジホ」という商品です。このデジタル完結型保険は新規の契約管理基盤を用いていることから、私たちデザイン推進部が培った知見を活かしてシステム面を支援しています。第一生命は大きな組織ですから、多くの関係者と調整が必要な局面が少なくありません。合意形成に向けて地道に情報収集や調査分析を行い、関係者との打ち合わせを重ね、ついに成果を出せたときの充実感は表現しがたいほどです。
これからも「デジホ」の普及・進化に貢献していくことは、私にとって重要な目標ですが、と同時に、管理職と育児の両立にも挑戦していきたいと思います。私がロールモデルとなることで女性の活躍を促進し、DLSのダイバーシティを支えられたら、それは大変意義あることではないでしょうか。多様な人材が活躍し、DLSにしか提供できない価値を生み出す。そんな未来を実現したいと思います。